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男はナゼ聞きベタ?海外の心理学的考察――「離婚の4つの予兆」「男性が聞く耳を持たない7つの理由」

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アメリカの心理学者の考察によると、そして離婚には4つの理由があるという。

そして、男が話を聞かない時には7つの理由があるという。

一体どういうものだろうか。

少し前に、『話を聞かない男 地図が読めない女』という本が売れたのを皆さんは覚えているだろうか。

この本を著したピーズ夫妻によれば、

「私たちがどう考えどう行動するかは、脳の配線と、体内を駆け巡るホルモンという2つの要因によって、生まれるずっと前からほとんど決まっている」

ということである。

日本においても、男性、特に非モテが女性の長話を聞き、その内容を受け入れるのはなかなか簡単なことではないのではないだろうか。

たとえば、ドラマ化もされた人気マンガ『モテキ』においては、自分は非モテだと思い込んでいる主人公が、女性の本当の気持ちを聞いたりせず、自らが作り上げたマイナスイメージの論理で自己完結したり、女性のクドクドとした言い回しに「俺が全部悪いんだ」と精神的に「鎖国」してしまうシーンが描かれている。

これに限らず、一般的にもてない男性(あるいは女性も?)と言うのは、どうも異性の話を聞いて異性と共感することができない、という傾向があるようだ。また、もてる男性であっても、女性の話を長々聞かされるのは苦手で、ついつい付き合っている彼女の愚痴などを聞きながらスルーしてしまい、「話聞いてるの?」と言われることもまま。それが原因で喧嘩、最悪の場合別れ話につながるということも珍しいことではない。

このような男性の特徴について、アメリカ認知療法学会のRobert Leahy博士が、米The Huffington Post紙1月27日の紙面で興味深い記事を書いているので、引用してみよう。

■離婚に至る4つの予兆「黙示録の4騎士」

博士の記事は、「何故男性は女性に耳を貸さないのか」と言う題名で始まる。最初に博士が説明するのはJohn Gottmanという心理学者が離婚に至る予兆として例えた「黙示録の4騎士」というもの。

・「批判(「いっつも愚痴ばっかりだな」等と言う)」

・「侮辱(「お前どうしようもない奴だな」と蔑む)」

・「自己弁護(「問題なのは俺じゃなくてお前だろ」となすりつける)」

・「遮断(だんまりを決め込む、鎖国)」

の四つが現れると、そのカップルの91%は破局するのだという。

■男性が聞く耳を持たない7つの理由

博士はその比喩ののちに、「男女どちらもパーフェクトではないし、互いに問題となりうるのだ」と述べて、「男性が聞く耳を持たない7つの理由」を挙げている。それによれば以下の通り。

1)力関係のため:男性は常に勝ち負けにこだわり、女性に対しても優位でありたい。

2)わざと自嘲:女性に話を続けさせないためにわざと自分を貶めるような事を言う。

3)マッチョ思考のため:「関係を駄目にしたいのか?」などと相手を女性が弱い立場にあるような言い方をする。

4)情緒不安定だから:怒りを制御できずに心拍が急上昇、部屋から飛び出したり女性を黙らせようとしたりする。

5)愚痴を終わらせたい:不平不満を言う女性を黙らせたいために侮辱したり鎖国したりする。

6)合理的にいきたい:女性だって合理的な生き物だ、不合理は耐えられないと考えてしまう。

7)問題を解決してしまいたい:会話とは事実の共有や問題解決のためにあると考えるので、女性の愚痴が無意味なものに感じられてしまう。

いかがだろうか。女性と口喧嘩したことが有る男性は、こうした思考法に陥っていた経験があったと言えないだろうか。

博士はこのような男性の行動が、女性に「この人は冷たい」「愛情がなくなった」と考えさせ、女友達に愚痴を聞いてもらったり、他の男に心を向かせるきっかけになるのだという。

また、博士は少なくない数の男性が人間関係を力関係だと認識し、男たるものは負けてはならないと考えるのだと言う。だから女性も一足飛びに相手の男性をてなづけようとしたり行動から結論づけたりしないで、互いに尊重し合うべきだと。

■身近なサンプルから学ぼう

今回の例はできあがったカップルについての言及が多かったが、翻ってみて、非モテの立場から上の理由をみると、どうだろう。「そういう関係になったことねーから知らねーし!」等と言わず、じっくりと見てほしい。

自分の両親の喧嘩は割とこういうところから起きているのではないのだろうか? 男友達の彼女との痴話喧嘩はどうか? 案外「あるある」と膝を打つこともあるかも知れない。

だとすれば話は早い。サンプルは身近にいくらでもある、ということである。これを観察しない手はないだろう。その経験、いわば生の男女の意見の相違に上記理論を当てはめてみるのだ。ほらほら、あてはまっていないか?

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは「習慣づけすることによって人は卓越する」と言っている。こういうことと逆のことをするように心がけて訓練していけば、いずれは非モテからモテになれる…かも?

(参考リンク)
Robert Leahy博士の記事:米The Huffington Post紙1月27日

後実 文人(ごみ ぶんと)
北海道札幌在住のアラサーフリーター。男性。某私立大人文学部卒。特技は英語そこそこ(TOEIC900以上、英検準一級)の他、多少の外国語。10代は非モテDQNバンドマンだったが20代で脱出。海外の英文恋愛関係記事要約のほか、人文書やサブカルの中から非モテの普遍性を探る記事を書くことが目標。色々な人に恩返ししていきたい人生まっしぐら。
Twitter  http://twitter.com/BuntoGomi

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